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Author:鴫沢(しぎさわ)まり
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ちょっと不思議な気分にさせられる詩 その2

むねに残る            山本純子
いろいろな人や風景が
入れかわり立ちかわり訪れて
玄関先で応待したのもあり
奥座敷まで案内したのもあり
ふと気が付けば
ずっと昔に送り出したと思った客が
まだ座敷机の向うで微笑んでいる




最後の一行で、背筋が寒くなった方もいらっしゃるかと思います。
でも、この「まだ座敷机の向うで微笑んでいる」人が、
自分が好意を抱いている人なら、ちょっと嬉しいのではないでしょうか。
更に、今は亡き人が、在りし日のままに微笑んでいてくれるなら、かなり嬉しいと思います。
人は、魂も含めて、いつまでも同じ場所に留まってはいないと思いますが、
人の意識とか、思いというものは、色んな所に残っているような気がします。






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