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Author:鴫沢(しぎさわ)まり
西洋占星術の占い師です。
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奈落

奈落                   水野 眸

時々、そう
夜道を車で走っていて
傍らで
世慣れた人たちが
己の日々の安逸に得々として
世渡りについて
訳知り口調で語るのを
聞いている時などに
窓の外で、夜が
ぽっかりと、大きな穴を開けているのに
気づくことがある。
空ろで
絶望的なまでに深い穴を。
それは、
平穏な日常の裏に潜む
陥穽や、危険を思い起こさせる。

どれ程多くの人たちが
この穴に落ちていったことだろう。
その一方でまた、多くの人たちが
それと気づかずに
危ない所をよけて行ったことだろう。

傍らの彼らには、
これが見えないのか。
彼らは一体何を見て、
分かったつもりになっているのだろう。

私には、見える。
だから、私は、口をつぐむ。
そして、車を降りる時に
そっと言声をかけるのだ。
―足元に気をつけて。





ま、その奈落に落ちないために、占いというものがあるんですけどね。
少なくとも、運気が極端に落ちている時、何らかの危険が迫っている時は、占い師ならわかります。
本人がその情報を得たなら、そういう時期には体調の変化にも敏感になり、
普段なら行かない病院にも行って、しっかり検査を受け、その結果病気が早い段階で発見される事もあるでしょう。
無茶な言動も控え、普段よりは慎重になるでしょう。
そこですね。そこが、知っている場合と、何も知らない場合の差になります。
自分にとっての「ピンチの時」をあらかじめ知っておく事は大切です。
よく、「占いは、良い事だけを信じる」と言う人がいますが、それでは片手落ちです。
それだと、「チャンス」は活かせても、「ピンチ」の時に台無しにしてしまいます。
「チャンス」と「ピンチ」、両方知っておくことが大切なのです。
それが、「占いを人生や生活に活かす」ということです。
何も怖い事ではありません。あらかじめ知っていれば、心構えも出来ますし、対策も練れます。
何の準備も心構えも出来てないところに突然ドカンとやって来る方が、はるかに怖いでしょう。
自分の第六感だけで、ピンチをよけて進むには、
相当の「能力」と「運の強さ」が必要になります。
これは、誰にでもあるものではありません。
皆さん、占いの「智恵」と「未来予測力」を活用してください。
先人たちからの、有難い贈り物です。











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