≪プロフィール≫

Author:鴫沢(しぎさわ)まり
西洋占星術の占い師です。
東京都在住。


☆鑑定をご希望の方はこちらへ
鑑定のご案内

≪ランキング≫

≪アクセスカウンター≫

≪最新記事≫

≪カテゴリ≫

≪最新コメント≫

≪月別アーカイブ≫

≪カレンダー≫

05 | 2013/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

≪検索フォーム≫

≪リンク≫

≪RSSリンクの表示≫

≪QRコード≫

QR

天王星、ただ今牡羊座で新地開拓中!

道程                 高村光太郎
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため




この詩が、こんなにピッタリはまる場所があるとは!^^
これは、2011年3月12日(震災の翌日ですね)から、2019年3月まで続きます。
牡羊座は物事の始まりの場所、スタート地点です。
天王星は変革の星、革命の星。
天王星が勝手にどうこうというよりも、
私達の総意というか、集合的無意識の為せる業(わざ)なのでしょうね。
その結果、どういう景色が開けてくるのか――
怖いけれど、楽しみでもあります。
ガンバレ!天王星

木星、かに座入り記念!&祝 富士山、世界文化遺産登録!

ごはん      ――富士山麓にて      金子光春
茶碗にもった一杯のごはんは
日月とともに威(おおき)い。

はげた塗り箸を前にした一杯が
みあげる雪の嶺のように、大空にそびえる。
先祖から、子孫につづく糧。

茶碗にもったごはんのあたたかさ。
こころゆたかさも、むせる淋しさも。
友よ。君はしっていよう。
ぼくもしっている。

ごはんにまじった涙のしお辛さも
梅干しの酸っぱさも、新茶のかんばしさも。

寒菊の芯のつめたさも、
れんじにさす陽ざしのわびしさも。
母姉の手のしないづよさも、やさしさも。

ごはんのうえの丹霞(たんか)。一ひらの彩る雲。
ことし雪ふりつむ富士のふもと路をめぐりつつ、
ぼくは心に祈る。
――一杯のごはんよ。雲に匿(かく)れるなかれ。
戦争よ。つきくずすなかれ。穢すなかれ。




私がこの上なくこの詩を好きなのは、
ここで用いられている日本語の比類なき美しさと、格調の高さ故なのですが、
最後の一行によって、「反戦詩」に分類され(あるいは利用され?)がちなのが、残念な気がします。
反戦詩でも悪くはないのですが、もっと深いものを伝えていますよ、この詩は。
日本人のスピリッツのようなものというか。
非常に日本的でしょ?そう思いませんか?
そしてこの、情感を共有する共同体意識、仲間意識、なつかしさ、
それをずっと守っていきたいと思う気持――が
かに座的なんですわ。
かに座は、ハウスでいうと、4ハウスに当てはまります。
その人の居場所、拠って立つところ、根っこの部分を指します。
おそらく、世界中の人たちが、自分の「根っこ」の部分を意識する期間になるでしょう。


















真打ち登場、か!

これら2篇の詩は、既によく知られていて、あえてここで紹介するまでもないと思ったのですが、
中には、まだご存知ない方もいらっしゃるだろうし、
金子みすゞさんの詩の特徴をとてもよく表わしている作品でもあるので、
やっぱり外せないかな、と。



大漁                 金子みすゞ
朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の
大漁だ。

浜は祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮のとむらい
するだろう



私と小鳥と鈴と           金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんの唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。















こういう発想、出来ませーん! その3

しあわせ               金子みすゞ

桃色お衣(べべ)のしあわせが、
ひとりしくしく泣いていた。

夜更けて雨戸をたたいても、
誰も知らない、さびしさに、
のぞけば、暗い灯のかげに、
やつれた母さん、病気の子。

かなしく次のかどに立ち、
またその先の戸をたたき、
町中まわってみたけれど、
誰もいれてはくれないと、

月の夜ふけの裏町で、
ひとりしくしく泣いていた。




凄くないですか?この逆転の発想。
なんか色々考えさせられる詩ですね。
私たちは、幸せを求めながら、無意識のうちに、
幸せを遠ざけたり、拒んだりしているところがあるのかもしれませんね。










こういう発想、出来ませーん! その2

日の光               金子みすゞ

おてんと様のお使いが
揃って空をたちました。
みちで出逢ったみなみ風、
(何しに、どこへ。)とききました。

一人は答えていいました。
(この「明るさ」を地に撒くの、
みんながお仕事できるよう。)

一人はさも嬉しそう。
(私は、お花を咲かせるの、
世界をたのしくするために。)

一人はやさしく、おとなしく。
(私は清いたましいの、
のぼる反り橋かけるのよ。)

残った一人はさみしそう。
(私は「影」をつくるため、
やっぱり一しょにまいります。)











こういう発想、出来ませーん! その1

露                金子みすゞ

誰にもいわずにおきましょう。

朝のお庭のすみっこで、
花がほろりと泣いたこと。

もしも噂がひろがって
蜂のお耳にはいったら、

わるいことでもしたように、
蜜をかえしに行くでしょう。




  【BACK TO HOME】  


 BLOG TOP 


Powered by FC2ブログ